口腔解剖学

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シェーデルを眺めるのが好きだ。
それもレプリカではなく本物をだ。
インプラントは骨を扱う。
リアリティーあふれる骨を眺めているといろいろな気づきがある。
10年以上もインプラントに携わっていても、治療計画のときCTでイメージしたものを実際の骨で確認することもある。ディスプレーで眺めた3次元画像とはまた異なる感覚がある。

そういえば歯科技工士のころは、抜いた歯をよく眺めていた。何本の歯を作ろうとも、それは続いた。気に入った歯はコレクションにした。たくさん持っていた。
歯を塩酸につけてエナメルのみ溶かし、立体で見ることのない象牙質の形を観察したりもした。あるいは、複雑なエナメルの層状の色調を探ろうとして縦に切断して、断面の結晶構造を観察することもあった。

観察する。自然科学の原点かもしれない。

歯科技工士の観察は審美のため、歯科医師の観察は安全性の確保のためだ。


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