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今日のインプラント手術(内科医)

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今、手術終了。御紹介で来られた内科医の患者さん。

お医者さんにインプラント手術するときはいつもより少し緊張します。

手術後の説明をしているときに、患者さんがおっしゃった。
「歯科の3DCTってすごいですね。」
確かに医科のものに比べると
被爆量は桁違いに少ないし、精密さも異なる。

手術になれた頃は、CT無しですることも多かったが、
今思い返すと少し無謀だったようにも思える。

患者さんもとても安心してくださった。

右下4番を安全に埋入する

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右下4番にインプラント埋入計画をした。
下顎の臼歯部は下顎管の位置をできるだけ性格に把握しなければならない。
そこには太い血管と神経が走行しているからだ。

いつもどおりCTを撮影すると、くっきりと下顎管が写った。オトガイ孔より前方に太目の切歯管もある。
前方ループのことのみがしばしば問題視されるが、私がCTを撮り始めて感じたことは、オトガイ孔前方の切歯管にも十分な注意が必要だということだ。

幸い低位を走行しているので、オトガイ孔前方にインプラントを振って埋入。
一回法だが、なるべく審美生を確保するため歯肉形成手術も同時に行う。
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安全なインプラント希望

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この患者さん、他の歯科医院で骨が足りないからインプラントはできないといわれたそうだ。
3次元CTを撮影して下顎のリスク部位をチェックした。下顎管(神経や血管が走行している管)がはっきり写っている。枝分かれさえ見える。

鮮明なCT画像があれば、患者さんも術者も安心だ。

私が歯科医としてインプラントに取り組み始めた10年以上前のCT画像は今とは比較にならない。アーチファクト(金属による画像の乱れ)は見られるし、何よりスライス幅が広すぎて荒い画像で診断しなければならなかった。X線技師によっても写真のできにばらつきがあった。

その後コンピューターの発達に伴い、横河がシムプラントを開発した。それでも鮮明さはもうひとつだった。下顎管が特定できないことさえあった。

科学技術の発達は医療の現場に安心と安全をもたらしてくれる。安全がお金で買えると言い換えてもいいだろう。設備投資とはそういうことだ。
タグ:下歯槽神経
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