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街頭相談で

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街頭相談ではインプラントに関する相談が年々増加気味だと感じる。数が増えているからだけではあるまい。

あるご婦人は、下歯槽神経麻痺でお悩みだった。右下の奥にインプラント治療を受けたあと神経麻痺がとれないらしい。3年たった今も悩まされている。

不幸にしてこのような状態になってしまったら、速やかに対応すれば回復は望める。それが行われなかったのが、残念でならない。

インプラントは画期的な治療法で、メリットは多い。しかしリスクは絶対に無視してはならない。万全の準備、安全を見込んだ確かな治療計画、もしものときのフォローアップ。これらがそろって初めてメリットは生かされる。

見の引き締まる思いがした。



安全性の確保



5年ぶりの来院。レントゲンを撮る。
前に作った入れ歯は結局なじめず、今回はインプラントを希望された。

下あごの奥歯もインプラントのハイリスク部位となることがある。下あごの中に太目の血管と神経が走行しているからだ。インプラント手術でこれらを傷つけてはならない。2重3重に安全策を講じなければならない。

まずはCT撮影だ。提携医院でとってもらい、専用のコンピューターソフトで読む。十分な案全域を取り正確に手術を計画する。



術中はこのようなストッパー付きの器具で安全を確保する。


関係ありませんがトラックkバックの練習です

インプラントのリスク

インプラントおおはやり。しかし、いいことばかりでもあるまい。

世の中は、経済的な理由により動くことが多い
インプラントの市場価格(患者価格)は、世界各国ほぼ同水準であるらしい。
なので日本のインプラント歯科医師たちが、特に大儲けしているとは考えにくい。

メーカーである。莫大な利益を生んでいるらしい。
セミナーで歯科医師を集め、インプラント材を売る。
メーカーがあおっている感がないでもない。
ちょこっとセミナーでかじっていきなりインプラントをやる。危険なこともあるかもしれない。

私は日本のトップクラスの方たちから学んできた。始めは準備、サブアシスタント、アシスタント、上部構造担当、2次外科担当、とすすんでやっとすべて任せてもらえる。現場で技を盗みながら覚える。とはいっても医療だから、勿論予習復習は欠かせない。
それでも、学会の認定医を取らなかったのは、実際、基礎からしっかりやってきたとの自信から来る反動かも知れない。
こんなこともあるのはうすうす聞いてはいた。

世界中でインプラントによる死亡事故がいくつか報告されているが、
ほとんどがベテランのインプラント専門医による。
しかも普段リスク部位と認識しない人が多い下の345あたりだ。
勿論手がけるケースが多いのでその分リスクも増えるだろう。
慢心による事故なのかもしれない。

いずれにせよ、体の構造(解剖学)をしっかりと頭に叩き込んで、
レントゲンやCTをきちんと診断し、(撮るだけでは駄目)
正しい計画の上行うべきだろう。それでも、術中は想定外の事もおこり得る。
その時は経験と腕がものを言うのかもしれない。

偶発症のセミナーがあったので行って来た。2日で10万円。
知っていることが多かったが、非常にためになったことがいくつかあった。

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