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手術前のCTデータの応用

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上あごの模型。

CTデータをメールでマテリアライズという会社に送るとこのような樹脂の模型が送ってくる。

われわれ歯科医は粘膜を剥ぐことなく、事前に患者さんの骨の形を正確に把握することができる。

不安ならば、前もってドリリング(穴を開けること)してみても良いだろう。

一発勝負よりも精度は高まるはずだ。

今日はマテリアライズの社長が尋ねてきてくれた。この方とは10年以上前、まだ横河ブリッジの一部門で社内ベンチャーを立ち上げたころからの付き合いだ。歯科のCT画像応用の第一人者だ。

科学はどんどん進歩してゆく。われわれはそれを患者さんの健康と安全のために使いこなさなくてはならない。

インプラント?ブリッジ?入れ歯?

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こちらで書いた患者さん。
緊急帰国され空港から直接アクアデンタルへいらした。
レントゲンを撮ると黒い影が映っていた。
根尖であれば治療のしようもあるが、
抜歯の可能性もお話した。
麻酔をして、冠をはずしてみると・・・
遠心根は保存不可能だった。

近心根を保存して、667ブリッジも説明したが
少しも削りたくないとのことで、抜歯した。

感染源は除去できたので、海外生活の間、腫れ痛みは心配ないが、
そのままだと周囲の歯並びの乱れが心配だ。

1年後帰ってきたら、インプラントかブリッジになるだろう。
こんなケースのインプラントはメリットが大きい。

インプラントのメリット

インプラントのメリットのひとつに「力」の問題があげられる。
入れ歯との違いを模型で説明する。
この人は左右それぞれ3本ずつ計6本歯がない。
右奥歯こんな感じ。


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そこに入れ歯を入れると、こうなる。

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ピンクの床に白いプラスチックの歯が乗っかっています。
さらにいれ歯の動揺を抑える為にクラスプという金属のばねを
手前の歯にかけます。
つまり入れ歯で噛む為には他の歯の寄りかからなければならないのです。
カワイそうにばねをかけられた歯は自分の仕事だけではなく
他の人の仕事までさせられるわけです。
力の負担が多くなり、過労でいずれぼろぼろになります。
人間の過労死と同じです。そして抜きます。
入れ歯が合わないので大きくして作り直します。
またその次の歯にばねをかけていきます。そして過労死。
あとはその繰り返し。
そうやって昔の人は総入れ歯が多かったのですね。
次回はインプラントをした人の場合の力学的側面から解説します。

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