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インプラントはお早めに

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4年前インプラントのご相談でお見えになった。そのときは83才とご高齢だったこともあり、インプラントしなくても治療は出来るのではとお答えした。

そのご、もともとのかかりつけにずっと通われていたらしいが、今回は医者である息子さんに「らちが明かないから君が見てくれ。」とアクアデンタルに通われることになった。

少し難しいかなぐらいの印象だった。欠損部が下は左に、上は右に偏っている上下左右のバランスが悪い、まぁ難症例になりやすいケースだ。
まず主訴をある程度解決させた。左下の入れ歯のマイナーな調整で済んだ。主訴が解決すると患者さんの訴えはたいていレベルアップする。右上が痛くて硬いものが噛めないのだそうだ。ブリッジをはずしプロビジョナル(仮歯)に置き換え、様子を見る。大丈夫なら、解決するが
そう簡単にはいかない。どうしても大臼歯が必要とのリクエストだった。

右上の臼歯は一本しかない。単純に一人(一歯)で4人分の仕事(咀嚼)をこなさなくてはならない。非常に条件が悪い。

インプラントをすれば・・・一瞬頭をよぎった。否定した。
4年前にインプラントをしておけば・・・。

87歳。かなり元気で硬いものをバリバリ食す元気なかたもいらっしゃるし、そうでないかたも。

とにかくブリッジを作り入れ歯を作ってみるつもりだ。
「先生、大好きなあわびが食べられません。」
「もうこれぐらいで勘弁してください。」
こうならなきゃいいが・・・

力のバランスを考える

82歳のおばあちゃん。
初診でいらっしゃった。50過ぎの息子さんが連れてこられた。
先月作った入れ歯が合わずに苦労しているようだった。

まずはじっくりお話を伺った。
保険外治療も含めて結構お金を使ったこと。左ではよく噛めないこと。などを訴えられた。よくよく聞いていくと、前医の言うこととする事が違うので信用できなくなったらしかった。

治療結果に不満があり、期待が大きい場合は次の歯科医は苦労する。それでも、熊本市内から車で50分ほどの大津町から息子さんの紹介でこられるのだ。何とか結果は出したい。

インプラントを用いれば割と簡単に解決しそうだが、年齢を考えるとなんとか入れ歯で対応したい。できれば作り直さずに、前医が先月作ったその入れ歯を使えるようにしたい。俄然技工士魂が頭をもたげる。

噛みあわせと粘膜面の適合状態をチェック、修正。維持装置のクラスプの強さも重要な要因だ。小一時間ほどかかったが、何とかなるかもしれない。食事をしてみないとわからない。

終わるとすぐに息子さんに連絡されていた。ほどなく息子さんがあらわれた。
年老いた母に、なんとか好きなものをしっかり食べられるようにしてあげたいという息子さんの気持ちが伝わってくる。心が温まると同時に、身が引き締まる思いだ。
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